ゆるのつうしん vol.3
【初配信】
ツイキャスを使い始めた僕は、のんびりライブの一覧をみていた。この時はまだ、面白い配信には期待せず、興味のありそうな配信があるかどうかという観点で、サムネイルと活動名だけを見て、探していた。しかし、そこに出てくるのは年配の方が多く、いわゆる『大手配信者』でした。年齢が近くて気軽に話せる人を求めていたはずです。
ある別の日、ツイキャスを開くと、画面の上方に『カテゴリ』というタブがあることに気がついた。それから、幅広いジャンルの人がいることを知り、安心した。その後、自分の身分や年齢にもっとも近い『男子学生』カテゴリを中心にみていくことにした。男子学生では、雑談配信をしている者もいれば、ゲームやカラオケ、外配信をしている人もみられた。これらを見た時、ツイキャスは様々な場所で、好きなように使うことができ、目的を持たず軽く配信することができるものであると知り、ツイキャスに対してのイメージも柔らかいものに変わった。しばらくカテゴリの中でライブ一覧をみていると、ある高校生と出会った。次第に仲良くなり、僕の声も聞いてみたいと言われ、はじめての配信をしました。