〜スナックHーK〜 森からの来店 2019/07/11 21:26 分享到Facebook 複製URL 檢舉 〜スナックHーK〜 森からの来店―時刻は22時 賑やかな夜の街を外れ閑散とした路地裏を進み、一人の女はある場所に向かっていたいと「くちょー お昼食べる暇もなかったぁ お腹すいたー」―人気の無い路地裏という事もあり 空腹の憤りを言葉にして呟き歩く女いともふ「カレーライス カレーうどん カレーパン カレーナン カレーラーメン カレーイケメン カレー婚 カレー旅行 」―極度の空腹から混乱気味にも、目的地へ歩みを進めていく。すると、視線の先にぼんやりとドドメ色に灯る看板を見つけ足を速める。いと「着いたぁ 」― 一見、商売が成り立っていると思えない佇まいの店、スナックHーK。目当ての店である。カランカラン―慣れた手つきでドアを開けるHーK「いらっしゃいませぇ」いと「HーKちゃん!!きたよ!!」HーK「あっらぁ いとちゃん うれしいわぁ きてくれたぁん」―馴染みの関係から許されるであろう、このぎこちない接客の女性がこの店のママのようだ。HーK「なにするぅ?ほんなら、とりあえず突き出しでええかぁ?」いと「お昼食べてないからお腹すいたぁ ぺこぺこー」HーK「ちょっとまってなぁ ピーナッツあんねん ピーナッツでええよなぁ?」いと「う、うん…あとは何があるのぉ?」HーK「そんならなぁ まってなぁ アーモンドでええかぁ?」いと「………乾き物以外はないの?」HーK「ちがうねん!さっきはあってん!そんでな味見してたらな 無くなってしもうたん アハ アハハハ アハ アハアハハハ」いと「…………」―これはHーKが大好きな人の自己満ストーリーである。次回 魚市場編➡︎