漢詩が大好きです。

漢詩が大好きです。
訳せば、気持ちがわかる、それを感じで表すことは当たり前でも、文字はすごいな。と思うからです。

山中問答 李白

問余何意棲碧山
笑而不答心自閑
桃花流水杳然去
別有天地非人間

山中問答 李白

余に問ふ 何の意ぞ碧山(へきざん)に棲むと
笑って答えず 心自から閑(かん)なり
桃花流水(とうかりゅうすい) 杳然(ようぜん)として去る
別に天地の人間(じんかん)に非(あら)ざる有り

現代語訳

「どういう気持ちでこんな緑深い山奥に住んでいるのか」
人が私に尋ねる。

私は笑うばかりで答えない。
心はどこまでものびのびしている。

桃の花びらを浮かべ、水はどこまでも流れていく。
ここは俗世間とは違う、別天地だ。

別天地を求めてきた私には、相手に、気配りの心を発信する。
それが楽しい。
この漢詩に、それを感じた。

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