昔、体のない友達がいたんです【あとがき後編】☽・:*

昔、体のない友達がいたんです【あとがき後編】☽・:*

後半に入り、私は"それ"に、自分とそばにいる理由を問います。私は、ooだから好き、oooなところが好き。
と言う愛の理由付をしてもらう事で安心感を得て、望まれる自分でいようとしました。

しかし"それ"の答えは

「これから二人でいることに愛なんて言うよく分からない理由なんて必要ないよ。君がいるから今ここに私がいる。それだけ。」




君がいるから今ここに私がいる。それだけ。
それは"それ"にとって物理的なものだったのかも知れません。

けれど私にとって時間をかけて行動で証明してくれた"それ"からとてつもない愛情を感じる一言だったのです。

自分の存在がある限りただそばに居てくれる。愛なんて言葉すらその関係にはいらないのです。邪魔なのです。

後半に入り"それ"は私自身が生み出したものであるため、最期には私の中に戻って行きます。

そして私は私に"それ"の口癖
「あ、泣いてる。なになにきかせて」を口にします。

これは私が自分の愛し方を学んだということです。
ただ肯定するのが愛ではなく、自分で自分の言葉を聞いて受け入れて何も言わず、そっか。と許してあげること。それもきっと自己愛です。

ただ自分の心に考えるという方法でそばにいること、それも自己愛だと私は思います。

もし不安に思うことがあればまた"それ"の口癖を思い出してください。




なになにきかせて




☪︎·̩͙‪⋆͛

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