「 空知らぬ雨 」tamaji
夜が張り付く世界
冷たい雨が頭に忍び込む
言葉も気配も放り出し
ぽつぽつ雨音を数えましょう
舞い降りる一羽の白い鳥が
握りしめた絶望に息を吹きかけた
繰り返す鼓動が私を追い越し
遠くあの地平へ行ってしまった
まだ数えきれない雨粒残して
君が目を覚ます時
冷たくなった私の影は
鎖をひきちぎり旅立つよ
君は何を数えるのでしょう
舞い上がる一羽の青い鳥が
解き放たれた希望へと今羽ばたいた
繰り返す鼓動が私を追い越し
遠くあの地平へ行ってしまった
まだ数えきれない雨粒残し
繰り返す鼓動が私を追い越し
遠くあの地平へ行ってしまった
数え始めた 君を 残して
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
いつつ むっつ ななつ やっつ
ここのつ とお ・・・・・